講師：樅山 智美 氏
令和6年度第35回目の「ふくしまの今を語る人」講演会は、福島県福島市より「福島のおいしい果物と家族と共に幸せな農業」というテーマでオンライン開催いたしました。
果樹農家に生まれ、樅山果樹園の長男と結婚し、農作業の傍ら植物療法リラクゼーションサロン「よつ葉のクローバー」を設立
🍃
東京電力福島第一原子力発電所の事故後、果樹農家として、放射能による健康被害の不安を抱えながら、汚染対策を行っていたが、桃の値段は前年の半分以下になった。
県外へ母子避難をする人たちが増えていく中、「ここで農業を続けたい」という夫の一言で、実家の両親、弟家族と共に福島県で生活することを決意。お客様と直に繋がる取り組みを実施。
未来を思い描き、そのために今できることに集中して取り組み続けたことで、念願だった直売所をオープン。直接販売するだけでなく、
🍒さくらんぼのフルーツサンド、
🍕米粉ピザや
🍎アップルパイなど加工品の販売にも力を入れ、今では直売所の駐車場が満車になるほどの集客があり、その他イベントにも出店するなど充実した日々を送っている。
好奇心や挑戦することに年齢は関係なく、変化していく自分や環境を受け入れる姿勢と、根気強く継続することが大事であり、基幹産業の農業を支えたいという信念で「食べることは生きること」を伝え、チャレンジし続けていきたい。と、お話いただきました
🎤
