講師:渡邊 とみ子 氏
令和6年度第22回目の「ふくしまの今を語る人」講演会は、静岡県浜松市で「あきらめない心で目標に向かう~田舎のかーちゃんの挑戦~」というテーマで実施しました。
“世界に誇れる品種を世に出したい”という夢に向かって進んだ東日本大震災以前までの取り組みとして、飯舘村オリジナル品種「いいたて雪っ娘」かぼちゃ
🎃とじゃがいも
🥔の生産販売、「までい工房美彩恋人」を立ち上げて商品開発にも力を入れていた。
2011年に東日本大震災、原発事故発生。飯舘村は全村避難となりすべてを奪われた。飯舘村の地域づくりに関わっていた福島大学の先生から「かーちゃんの力・プロジェクト」構想を持ち掛けられ、飯舘村で繋がりのあったかーちゃん達に避難後の生活をどうしたいかを訪ね歩いた。仮設にいて支援だけの生活ではなく自分たちで動き出したいという思いから「結もちプロジェクト」をスタート。避難先で作った「いいたて雪っ娘」を直売所に出し、食の安心、安全について問われる中で勉強し、独自の自主基準を決め、それがプロジェクトの基準にもなった。福島市に畑を借り、土壌の違いに悪戦苦闘しながらも種繋ぎをし、未来につなげることが出来た
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一昨年には念願の民宿をオープン。凡人が賢く生きるためには、やりたいことを地道にやりきることを胸に日々活動している。その思いは、いま全国に広まっている。と、お話いただきました
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