講師: 星 巖 氏 関 元弘 氏
令和6年度第26回の「ふくしまの今を語る人」講演会は、お二人の講師に神奈川県鎌倉市でご講演いただきました。
星氏の講演テーマは「縁を響かせる」というもので、原町市職員在職中に東日本大震災が発生し、4か所の避難所運営責任者として体験されたこと、心掛けていたことをお話いただきました。どのような状況下でも平等に接することが基本だが、炊き出しのおにぎりを届けた際、最後の避難所では数が足りず人数分行き渡らないことが多くあった。それでも文句を言う人もなく、本当に困ったときには争うのではなく自然と助け合うということを学んだ
😊自身も1年ほど避難所生活を体験し、ボランティアの方にとても助けられた。その後、退職し復興に向けて「いちばん星南相馬プロジェクト」を立ち上げた。震災前に戻すのではなく新たな魅力を持った南相馬市をつくる思いである。と、おっしゃっていました
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関氏は「ふくしまの今を語る~里山の農と暮らし~」というテーマで講演されました。
有機農業は環境に優しい持続可能な事業
🍃で、SDGsでも重要な位置づけにある。二本松市は福島県の中ほどに位置し、東日本大震災で大きな被害は受けなかったが、取引先から福島県産を避けられ、大きな影響を受けた。現在は放射性物質への正しい知識とリスク対策などにより徐々に信頼回復ができ、出荷再開に至っている。様々な地域課題にも向き合い、地域活性化プロジェクトに取り組んだ。地域で天災への備えや準備を行い、また、持続可能な農業と暮らしを目指している。と、お話いただきました
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