講師:但野 忠義 氏 寺山 佐智子 氏
★出荷停止となった際にはどれくらいの牛乳が破棄されたのか?
A. 多い酪農家だと1日あたり2トンの牛乳を畑に廃棄していた。当時1キロ110円であったため、約20万円分の牛乳を廃棄していたことになる。★出荷停止解除後一番心掛けたことは?
A. 数値をもとに客観的に安全性を伝えること。牛乳は特にパッケージ化された状態(牛乳パックや瓶詰)で提供されるため、牛乳自体見ることができないため、消費者に信頼いただくためにもモニタリング検査をするなど、とにかく客観的な根拠が必要であった。★震災後安定的に出荷することができた理由は?
A. 売り先を構築し続けることを意識した。個人への販売が多くファンを獲得することができたため、一定程度安定的な供給ができた。★桃を美味しく食べてもらうための秘訣は?
A. 旬な時に旬なものを食べていただくのが一番。消費者の手元に届いてからの保存方法についての説明書を同封するなど、おいしい状態で食べてもらうための工夫もしている。