講師:関 元弘 氏
今回のテーマは、「ふくしまの農業と防災について」というもので、大阪府大阪市にて実施しました。
福島県二本松市東和地区にて、結の精神で、環境にも未来にも優しい農業を行っている。里山資源を活用し、人と人との繋がりを大事に、楽しくオーガニック野菜を育てているとおっしゃっていました。
天災は忘れたころにやってくる。備えあれば憂いなし。身近な危機を回避することも大切。どこが危険なのか、身の回りの危険箇所を知る。火災発生時の対応を考えておく。と防災の心構えも教えていただきました。
地元に根差し、何事にも感謝をして、ご縁を大切にすることで、結果として物事が良い方向へ向かう。と、お話しいただきました
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講演会の中では、以下の内容の質問が出ました。
★農家をやっていて大変だった経験は?
A. 農業をやっていて大変と思ったことはない。楽しい、単純労働には単純労働をやる楽しさがある。
★農家をしていて嬉しいことは?
A. 種をまき、育っていく様子が楽しい。出来たものを食べてもらうことも嬉しい。生命を感じることがわかる楽しさ。山の資源を持ってきて、畑に入れて保全しながら生業をつくる。自分が循環の中の一員になっていることに喜びを感じる。
★農家になるにはどうしたらいい?
A. 知り合いに頼って農地を借りる。1000平米から借りられたら、農業ができる。