講師：吉成 邦市 氏
平成20年2月に「天栄米栽培研究会」を立ち上げ、勝ち残れるブランド米に向けた取組を開始。全国米・食味分析鑑定コンクールで金賞を受賞するなど、全国のお米屋さんに認知してもらえるまでになったが、平成23年3月11日に起きた地震による東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、様々な困難が降りかかってきた。
生産者が安全・安心を実感でき、消費者が信頼し安心して購入できる農産物を提供するために、現状把握、データ分析、放射性物質検査態勢の整備も強化。様々な取組を行い、天栄村はもちろん福島県内全域で安心して農作物の栽培が出来るようになっている。
吉成農園では、地元小学校の児童と「田んぼの学校」を行っており、単なる農業体験だけではなく、安全安心なお米作りを「肥料の散布から稲刈り収穫」まで座学も含めて毎月の授業に取り入れ、福島のお米の安全性を共に考えている。
今後、もう一度あの安全な土地・作物・暮らしを取り戻し、もう一度天栄村が大好きな人たちが訪れることができる村を取り戻す。この美しい土地で生きていくために、必ず「フクシマ」から「福島」へ戻る。と、お話しいただきました
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