講師:福島県消費生活課 主幹兼副課長 千葉 弘信 氏
講師:八多 宣幸 氏
福島県消費生活課 千葉主幹兼副課長より「ふくしまの食の安全・安心を目指して」と題して講演いただいた後、八多氏より「ふくしまの今を語る ― 震災と原発事故からのあゆみ ―」というテーマでお話いただきました。
「放射線検査が行われていることを知っていますか?」の問いに、今までの講演会に参加されたほとんどの方が「知らない」と回答。これが現実であり、消費者の関心度も低くなっていると感じている。
福島第一原子力発電所事故による放射性物質放出に伴い、水産業を中心に風評が起きた。安全・安心を消費者に届ける取り組みとして「安全」は定量的な数字での指標が大事になる。一方で「安心」は定量的な数字が前提での消費者との信頼関係によって築かれるものである。首都圏での様々なイベント、情報発信を通じて消費者との交流をはかり、風評払拭に向けて取り組んだ。
ALPS処理水の影響は国内流通においては影響がないものの、海外輸出は現在も中国をはじめ他にも相当なダメージを受けている。これは福島県のみならず、日本全国にも影響を及ぼしている。
水産関係者としては福島の水産物が一刻も早く多くの消費者に届き、魅力を伝えられるようにしたいと願っている。と、おっしゃっていました
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